同世代の世帯持ちはみんな、やれ家族サービスだ、嫁の実家だ、高速大渋滞だと、なにかと"おつとめ"で大変なこの時期。天下無双のポンコツ独身中年トム・ソーヤは、そういう類いのプレッシャーとは無縁。バカみたいな顔して、のんきに帰省しました。
まず姉ちゃんとこの姪っ子(1号)と兄貴のとこの姪っ子(3号)と3人で「ジェンガ」。四十路は手先が震えるわ目もとはショボつくわでティーンズには敵わない。(後日Facebookにてジェンガ崩落動画掲載予定)
続いて甥っ子が加わり「ババぬき」。「ババを入れないでやったらどうなるんだろう?」、素朴な疑問から文字どおり「ババ抜き(ナシ)」のババぬきを実験。上がる順序に差は出るものの、最終的にみんな手持ちのカードがなくなる平和的解決。みんなやさしい気持ちになれた。どうか悪いヤツ(ババ)がいなくなって、世界が平和でありますように、そう願わずにはいられなかった。
「神経衰弱」。ここまででだいぶ笑い疲れて、年齢差も如実にあらわれて、まったく数字を記憶出来ず、文字どおり神経衰弱。
おかげでぐっすり。
明けて、墓参り。ばあちゃんはまだ四十九日前だから、この世とあの世の間をぶらぶらしている。母ちゃんとじいちゃんを墓に送り返した。四十九日で納骨したら、いよいよじいちゃんとばあちゃんが再会する。じいちゃんは戦死だから70数年ぶりの再会、想像してワクワクした。
夜は兄貴とアルウィン(スタジアム名)で松本山雅vsモンテディオ山形。先制される、追い付く、ハーフタイムに花火が上がる、リードされる、追い付く、勝ち越して勝利。知らない人たちと一緒に2度アタマを抱えて、3度ハイタッチを楽しんだ。
駅前で兄貴と祝杯。
ぐっすり。
明けて、家の掃除をしてからチャリンコで山雅の練習場へ。サインもらって練習見学。帰って気合い入れて風呂掃除して、すっかり疲れてしっかり昼寝。
夜は幼馴染みと飲む。なんとも言えないなつかしさとうれしさと、すっかり大人になっていたり、まったく小学生のままだったり、たまらなくいい時間を過ごせた。これはまた改めて書く。
ぐっすり。
明くる朝、この雨続きの異常気象を汲んで
父「地球が壊れてきてるな」
ワタシ「人間が壊してるんだよね」
父「ああ」
なんだ?この会話、なんて社会派親子なんだとウケた。
埼玉に帰る。
あんこがぎっしり詰まったまんじゅうみたく、こってりとお盆を味わった。