
生まれは信州長野
育ちは信州松本
信州と言ったらそば
何はなくともまずはそば
自分も、そば大使として埼玉に派遣されている自負はある。
自負はあるけど
ここんとこすっかりうどんに魅せられている。
この前のテニスの後に、ひっそりとたたずむ、古臭くて雰囲気バツグンのうどん屋を見つけて、不覚にもときめいてしまった。
ゴム食ってるみたいな反抗的な歯応えの武蔵野うどんに、不覚にも舌鼓を打ってしまった。
寒くても当然もりそば(冷たいそば)で暮らしては来たが、寄る年波には勝てず、寒さが厚手の脂肪を貫いて骨身を刺激する。体が訴えているのか、気付くと温かいうどんを所望している。
とぼけたフリしていても、地元のそば通たちには気付かれるだろう、ワタシの体から滲み出るグルテン臭が。
帰ったら間違いなく「そば裁判」「そば狩り(うどん狩りか?)」だ。
SEIYUのお安いうどんに、その時の気分の味の鍋つゆ、豚バラ。せめてもの罪ほろぼしで長野のぶなしめじ。
しかしぶなしめじごときで、うどんとの不倫の罪は晴れない。
東京の女と不倫して、せめてとばかりに信州のラブホテルを利用するようなもの。不倫は不倫だ。
帰省してしっかり反省しよう。
と、カレンダーを見ながら帰省予定を企てる。どうせならアルウィン(スタジアム)で山雅を見よう。
よし、この日なら!と目星がついた。
対戦相手は「カマタマーレ讃岐」
ワタシとそばとうどんの三角関係は終わらない。